PLUSE Miami 2017のために、精神をひっくり返すパラドックスに満ちた田井中善意による絵画13点の長編物語を用意しました。田井中のユーモアと温かみのある皮肉だけでなく、彼の新たな空間的ねじれと無限なる前/背景との戯れにご注目ください。 Zen Tainaka, "Sea Bathing" and "Wiper", acrylic on canvas, 72.7x91x3cm each, 2016
毛利太祐の近作「Zip」シリーズより、鉛筆によるドローイングです。この作品はひとつの視覚的なメカニズムのなかで現実とイリュージョン、表層と存在、誘惑と禁止の接続と切断が終わりなく続く弁証法的なイメージを提示します。 Taisuke Mohri, Zip 1, glass, pencil on paper, 48.6x48.6x5cm, 2016
菊池遼は神秘的な霞んだ色と呼吸する力をもった独特の空間イメージの基で、知覚から逃げていく絵画を発表します。木のパネルとアクリルを使用した作品はシルクスクリーンの技法を用いて完成され、それ近づくにつれて空気を含んだ空間が規則的なドットのまばゆい集積へと変貌していきます。 Ryo Kikuchi, Void #15, acrylic on panel, 90x90x3cm, 2016